LNF第87回ゼミ「行政訴訟~出入国管理関係訴訟を中心として~」を以下のとおり開催いたします。
皆様ふるってご参加ください。

■日時:2017年12月11日(月)18時30分~20時30分
■場所:日比谷図書文化館 スタジオプラス(小ホール)
     東京都千代田区日比谷公園1-4
     (地下鉄「霞が関」駅 B2又はC4出口、「内幸町」駅A7出口徒歩3分)
■参加費:無料(非会員は1000円)
     ※非会員で各年度の4月1日時点で法曹資格取得から2年以上経過していない方は無料
■参加対象:弁護士(LNF会員以外も参加可能です。)
■講師:難波 満 弁護士(東京弁護士会)
■内容:
 退去強制令書が発付された場合,難民と認められなかった場合,訴訟でどのように争うのか?どのような場合に訴訟を起こすべきなのか?このような,外国人を巡る行政訴訟は,いまや行政訴訟の主要な類型の一つとなっています。
 本ゼミにおいては,行政訴訟のうち,退去強制や難民など外国人特有のものに焦点を当て,その実務について学びます。特に,講師が実際に取り組まれ,勝訴を勝ち取った難民認定訴訟など,貴重な経験を踏まえた行政訴訟についての実践・課題についても講義していただきます。
 ※ゼミ後に懇親会を開催いたします。ぜひご参加ください。

■申込方法:
 参加申込方法: LNFinfo2009@gmail.com までご連絡下さい。
 ・件名 「行政訴訟」
 ・本文
  ①氏名
  ②会員/非会員の別(非会員の方は修習期)
  ③弁護士会
  ④弁護士登録番号
  ⑤(非会員の方は)入会希望の有無
  ⑥懇親会の参加希望の有無

を記載してお送りください。

■主催:外国人ローヤリングネットワーク(LNF)
■お問い合わせ先:LNFinfo2009@gmail.com(LNF事務局)

https://www.lnf.jp/


2009年5月に設立された外国人ローヤリングネットワークも間もなく丸8年を迎え、今では全国各地から
1700名を超える会員が参加する大規模なネットワークになりました。
第9回総会開催に合わせ、以下の要領で記念シンポジウムを実施いたします。皆様ふるってご参加ください。

■日時:2017年5月26日(金)18:30~ (受付開始 18:10)
■場所:弁護士会館17階 1701室
■共催:日本弁護士連合会
■参加費:無料

「外国人労働者100万人の実像~ビジョンなき受入れと日本社会の未来~」

●基調講演:丹野清人氏(首都大学東京・都市教養学部教授)
●討論  :出井康博氏(ジャーナリスト)
      指宿昭一氏(弁護士、日弁連人権擁護委員会外国人労働問題PT委員、
            実習生問題弁護士連絡会共同代表、外国人労働者弁護団代表)
      半田バネッサ氏(在日ブラジル総領事館労働相談スタッフ)
●司会進行:小田川綾音(弁護士・LNF事務局次長)
      髙井信也(弁護士・日弁連人権擁護委員会外国人労働問題PT委員)
  
■内容:
 外国人の受入れについて、日本政府がいわゆる単純(非熟練)労働者は受け入れないとの建前を取り、「移民政策は取らない」との方針を堅持する中、実際には、技能実習生や留学生、日系南米人など単純労働者の受入れが進んでいます。
このように、建前と現実が乖離する形で、既に多くの外国人労働者が日本において日本社会の一部となり、厚生労働省の統計においてもその数は100万人を突破するに至っています。つぎはぎだらけの現状を俯瞰的に見つつ、日本における外国人労働者の受け入れはどうあるべきか、弁護士はどのような役割を果たすべきかを検討します。

■申込方法:(LNF会員以外の方もご参加いただけます(弁護士に限りません))
 LNFinfo2009@gmail.com 宛メールでお申し込みください。(締切:5月19日)
 ・件名 「5月26日シンポジウム」
 ・本文に以下を記載してお送りください。
  ①お名前
  ②修習期
  ③弁護士会
  ④テレビ会議参加の有無(※)

※弁護士はテレビ会議でも参加できます。
テレビ会議参加ご希望の方は、5月19日(金)必着でお申し込みください。

■お問い合わせ先:LNFinfo2009@gmail.com(LNF事務局)

https://www.lnf.jp/


この度、「使いやすさ」と「見やすさ」の向上を目指して、9月15日(木)ホームページのリニューアルを行いました。
会員サイトのログイン方法が変更されていますので、会員の方は「ホームページリニューアルに伴うログイン方​法の変更について」というタイトルの、事務局からのメールをご覧くださいますようお願いいたします。
ご不明な点がありましたら、lnfinfo2009@gmail.comまでご連絡ください。
今後も、更なる情報の充実、利便性向上のために改善を図ってまいります。
今後とも、LNFのホームページをよろしくお願いいたします。


2014年5月16日 午後5時30分~9時30分
 於:(総会)弁護士会館1006AB (記念シンポジウム)弁護士会館クレオA

第1部:LNF総会(昨年度の活動・決算報告、本年度の活動計画・予算等)
                ※総会資料は会員ページをご参照ください。

第2部:記念シンポジウム
 「グローバル化の中でマクリーン判決を問い直す~憲法、行政法、国際法の交錯点から~」

報告・討論:
   齊藤正彰氏(北星学園大学教授・憲法)
   深澤龍一郎氏(京都大学准教授・行政法)
   小畑郁氏(名古屋大学教授・国際法)
   司会: 難波満(弁護士/LNF事務局)、本田麻奈弥(弁護士/LNF事務局)

第3部:懇親会(弁護士会館地下「鳳鳴春」)
   

第2部の記念シンポジウムでは、
憲法がご専門の齊藤教授からは、憲法22条の「法意」として、同条2項の保障が海外移住の自由という出入国管理の場面に及ぶことの意義や、マクリーン判決が、いわゆる性質説の判示において、資格外活動を一般的に禁止していた当時の法制において憲法上の人権保障を受ける 活動を保護したことの意義等について、ご報告をいただきました。

行政法がご専門の深澤教授からは、行政裁量論やマクリーン判決における裁量統制の法理のそれぞれの変容について検討を加えていただいた上で、出入国管理の場面における裁量基準を手掛かりとした裁量統制の可能性についてご報告いただきました。

国際法がご専門の小畑教授からは、日本における外国人の在留管理が、「慣習国際法」と「特別条約」の世界という「入管法内外二元論」の枠組みのもと、強固な構造を維持してきた一方、この構造は難民条約・人権条約の発展やグローバル化による近代的法秩序枠組 みの動揺によって破綻するきざしを見せており、法務大臣の裁量制限という実態に現れつつあるというご報告をいただきました。


2013年5月20日 午後5時~9時00分
 於:弁護士会館クレオA

第1部:LNF総会(昨年度の活動・決算報告、本年度の活動計画・予算等)
                ※総会資料は会員ページをご参照ください。

第2部:記念シンポジウム
 「外国人への法的支援と領事業務~弁護士と領事館との連携・協力」

パネリスト:
   バーナード・ワダン氏(アメリカ合衆国領事)
   金明イク氏(中華人民共和国領事)
   ツチモト・シンチア氏/ナカガワ・パウロ氏(ブラジル連邦共和国総領事館職員)
   山口元一氏(弁護士)
   川本祐一氏(弁護士/LNF事務局次長)
司会: 大谷美紀子(弁護士/LNF共同代表)、山下優子(弁護士/LNF事務局)

第3部:懇親会(弁護士会館地下「鳳鳴春」)
   

第2部の記念シンポジウムでは、
アメリカ合衆国のバーナード・ワダン領事からは、刑事関係の領事業務について領事による自国民の被疑者・被告人・受刑者の面会、書類の差入れ等の実情について、お話しをいただきました。

ブラジル連邦共和国総領事館職員のツチモト・シンチア氏とナカガワ・パウロ氏からは、民事関係の領事業務として、婚姻届、出生届、死亡届、離婚届の提出の手続の流れのご説明をいただきました。

中華人民共和国の金明イク(火へんに日に立)領事からは、自国民保護、旅券・査証発給、公証・認証・婚姻登記といった領事館業務の概要とともに、人員不足の中で対応をされている状況についてお話しをいただきました。

山口弁護士からは、弁護士としては当該国の領事館の体制・業務を確認し、安易に領事館に情報提供の依頼をすることに対する懸念を示される一方、弁護士が当該国の領事館のためにどのようなことができるかという観点の重要性についてお話しをいただきました。

川本弁護士からは、成田空港で逮捕された少年事件について、領事が親身になって少年の家族とやり取りをしたり、裁判所から空港まで同行してくれたりした事例が報告されました。