LNFは2023年5月12日18:00より、総会記念シンポジウム「新時代到来?~日本の難民受け入れの現状と課題」を会場開催・ウェビナー併用形式で開催致します。

ご希望の方は、会場参加の方も含めて、以下リンク先より事前出席のご登録をお願い致します(締切:5月8日)。なお、会場席数には限りがございます(先着40名)。会場参加のご希望に添えない場合には、別途ご連絡を差し上げます。

【総会記念シンポジウム】
日時:2023年5月12日(金)18:00~20:00
会場:以下の会場、およびズームウェビナーにて開催
場所:AP貸会議室11階 Room D (東京都港区西新橋1-6-15 NS虎ノ門ビル)
申込方法:以下のURLからウェビナーに事前登録ください
   https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_Q7aghnhFTHaSNz27zQKwng
   ※ご登録後、参加に関する確認メールが届きます。
費用:無料

【総会記念シンポジウム:新時代到来?~日本の難民受け入れの現状と課題】
●登壇者 石川えり氏      [認定NPO法人 難民支援協会 代表理事]
     久保田徹氏      [ドキュメンタリー映像作家]
     ジャファル・アタイ氏 [難民当事者]
     山路健造氏      [SAGA Ukeire Network事務局]
     ※鈴木雅子氏     [弁護士(LNF 共同代表)] ※討論からの参加
●司会進行:小田川綾音氏    [弁護士(LNF 事務局次長)]

【内容】近時、国際紛争等で避難を余儀なくされている方は1億人を超えると言われています。日本でも、世界情勢に応じて、ミャンマー、ウクライナ、アフガニスタンなど、紛争下等にある外国籍の方につき、日本に受け入れたり、日本に既にいる方の長期滞在を認める取り組みが生まれています。
  ミャンマーでは、2021年2月に国軍によるクーデターが発生し、日本政府は、ミャンマーにおける国内情勢が不透明な状況であることを理由として、在留ミャンマー人への緊急避難措置を導入しました。
  また、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻開始により、2023年3月22日時点で2300人を超えるウクライナ人を受け入れています。
  さらに、国内外から、日本の難民認定制度は厳格であり、認定数が著しく少ないと批判されてきましたが、法務省の近時の発表によると、2022年の難民認定数は、40年前のその運用開始以来、初めて三桁に上り、202人となりました。このうちアフガニスタン人の難民認定が約4分の3を占めています。
  このように、国際協力の一環としての日本の難民受け入れについては、変化があるようにも見受けられます。一方で、昨年も難民不認定数は1万を超えており、保護されるべき人が保護されない状況が続いているとの指摘もあります。そもそも、日本に逃れてきた方がどのような背景で日本に避難しているのか、日本ではどのように受け入れられているのか、日本に定着していくためにはどのような「壁」があるのか、その実態はよく知られていません。
  日本の難民受入れは、新しい時代を迎えるのでしょうか。本シンポジウムでは、これまで日本で保護された難民が多く輩出されている近時のミャンマーの状況、ウクライナ避難民の受け入れとその支援、日本に生活基盤を置いて暮らす難民当事者の体験、日本におけるこれまでの難民受け入れと支援の実態等について、各登壇者にお話しいただき、日本の難民受け入れの現状と課題を検討します。


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