LNF会員の皆様

平素より大変お世話になっております。
この度、第17回 総会記念シンポジウム「国籍や人種・民族に関わる身近な/無意識の差別と偏見に抗うために~Let's take action!~」 を、以下のとおり会場開催・ウェビナー併用形式で開催することになりました。是非ともご参加頂ければと存じます。

ご希望の方は、会場参加の方も含めて、以下リンク先より事前出席のご登録をお願い致します(締切:5月30日)。なお、会場席数には限りがございます(先着45名)。会場参加のご希望に添えない場合には、別途ご連絡を差し上げます。皆様ぜひご参加ください。

日  時:2025年6月6日(金) 午後6時00分~午後8時00分
会場:以下の会場、およびズームウェビナーにて開催
   ビジョンセンター東京虎ノ門(東京都港区虎ノ門2-4-7)5階 会議室503
   https://www.visioncenter.jp/tokyo/toranomon/access/
   
申込方法:申込は会場参加の方も含めて、以下のリンクよりお願いいたします。(締切:5/30 金曜日)
 このウェビナーに事前登録する:
 https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_rr1dEme5QzSv4IzJadrlsg
 ※ご登録後、参加に関する確認メールが届きます。
  また当日の資料につきましては、お申込みいただいた方に資料ダウンロード先のURLをご通知します。

【第17回 総会記念シンポジウム:国籍や人種・民族に関わる身近な/無意識の差別と偏見に抗うために~Let's take action!~】
●登壇者 
川原直実氏      [Japan for Black Lives代表]
下地ローレンス吉孝氏 [社会学者(沖縄大学・地域研究所・特別研究員)]
関聡介氏       [弁護士(LNF共同代表)]
中島京子氏      [小説家]

【内容】1969年、あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約(いわゆる人種差別撤廃条約)が発効し、1995年に日本も同条約に加入し、日本は人種差別の撤廃に向けたさまざまな政策をとる義務を負うことになりました。しかし、現在に至るまで人種差別を禁止する立法はなされておらず、差別に対する理解や規範意識が社会に醸成されているとはいいがたい状況にあります。市民社会の中でも人種や国籍に着目した差別的行為・被害が話題となっており、とりわけクルド人に対する差別は深刻さを増している状況です。さらに、学校教育の場での差別、差別的な職務質問(いわゆるracial profiling)、無自覚の差別、無意識の差別/偏見といった、より身近な生活場面に存在する差別についての問題意識も生じています。

これらに対して、地方自治体における差別を禁止する条例の制定、被害者による訴訟の提起、自治体による取り組みといった、差別を乗り越えるための活動もなされています。しかしながら、身近な/無意識の差別をなくすためには、我々自身でも日々の行動を自覚的に見直す必要があるように思われます。

本シンポジウムでは、差別についての現状や取り組みについて、各登壇者に基調講演を行っていただくとともに登壇者間での意見交換を行い、差別や偏見に対し、我々がどのように関わるべきか、検討を行います。


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